勇気をもってHIV検査を受けようとする男性

HIVを知らないという方はあまりいないと思いますが、身近に感じている方は少ないと思います。自分には関係ないと勝手に判断などをしないで、一度検査して確かめましょう!

HIVの正式病名とうつる確率とHIV検査の受診方法

HIVは正式な日本語の病名は「後天性免疫不全症候群」です。HIVウィルス自体で死ぬことはありませんが、ウィルスの影響で免疫が大きく下がり、通常であれば感染しないような細菌やウィルスによって死にいたる病気です。人間の免疫はCD4という数値で表すことができます。正常であれば700~1300となりますが、HIVウィルスに感染していると徐々に免疫が下がっていき、350以下になると投薬治療を行います。免疫が下がり続けると日常生活では感染しないような細菌やウィルスによって、「日和見感染症」という状態となり、これがエイズ発症とされます。
HIVは日常的な接触では人から人に移ることはありません。人から移る場合は血液や精液などの体液によって感染します。ただ精液を触れたからといってすぐに感染するわけではなく、ウィルスが体内に侵入して増殖しなければ感染することはありません。HIVウィルスは非常に弱いため、空気や水に触れたり熱によって感染力が低下します。少量付着した程度では増殖することはありません。感染経路は性的接触や母子感染、血液感染ですが、性的接触の場合でも1%程度の確率だと言われています。しかし他に性病を持っていたり傷があったり、体調不良によって免疫が下がっている場合では感染確率は上昇します。あくまでも確率ですので、1回の性的接触で移ってしまうこともあれば100回でも移らないことはあります。

感染の心配があってもすぐに検査で結果が出るわけではありません。ウィンドウ期と呼ばれ、ウィルスを検出できるようになるまでの期間が存在します。HIV検査を受ける場合は心配なことがあったときから3ヶ月程度経っていないと正確な結果が出ないのです。検査は最寄の保健所やクリニックで受けることができます。保健所では定期的に無料検査を行っています。